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7/18/2012

ランダムウォーク理論とは

こんにちは、(^u^) 今回は能率的市場仮説からの続きです。
市場参加者は常に優秀で瞬時に情報は価格に適正に反映される・・・とい考え方でしたね。
 
この話を更にいくつくところにランダムウォーク理論というものがあります。これはポール・サミュエルソンが中心となって1960年代に市場の考え方を席巻した理論です。


端的に言うと
株式市場はみかけは立派でも実際にはカジノと変わらない、株式市場で財を成す人はカジノで財を成すのと同じである。運が良いのであって、頭が良いのではない。


実はこの考え方は1900年のフランス数学者のルイ・パシュリエの論文「投機の理論」を基に発展させたものです。この論文によると「株式価格の日ごとの変化は根本的に予測不可能だということを論じていました」


このランダムウォーク理論は形式を整えて能率的市場仮説に発展していったのです。
まずポール・サミュエルソンについて軽く触れておきましょう
























生年月日 1915年5月15日~2009年12月13日(94歳)
出生    アメリカ、インディアナ州

1970年世界初ノーベル経済学賞を受賞人物でもあります。
彼の著書である{経済学}という書籍は時代を超えたベストセラーであり日本人であっても証券業界に身を置く人間にはあまりにも有名です。


彼はハーバード大学を好んでいたが、彼がユダヤ人であるという理由から不遇にされMITに移った。その後MITは経済学においてポール・サミュエルソン中心に例のない程の影響力を持つようになる。


この考え方の行きつくところは・・・・次回のお話にしましょう。

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