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6/08/2013

Butterfly Effect

ちょっとブレイク

風が吹くと桶屋が儲かる・・・・ってどんな理屈??
風が吹くと誇りが目に入る→盲人が増える→盲目でも就ける職業の三味線の需要が増える→材料の猫皮の需要が必要→ネズミが野放しになる→桶が鼠に囓られる→桶の需要が増える。こんな理屈が一般的な言い伝えの様です。




Butterfly Effectが一番しっくりくる。カオス理論では一般的な単語です。アシュトン・カッチャーの映画はかっこよかったですね。ブラジルで蝶が羽ばたくとシカゴの天気も変わり得るといった諺的な話だそうです。

これに真似たブラジルに雨が降ったらスターバックスを買えという出版物もあった様な・・・
台湾で地震がおきたらインテルを売れ・・・etc

単純明快に世の中の真理の神髄に迫っている様で好きなんです。理に足を踏み入れる様な、時の理に乗っかっていく様な・・・。少しの気づきと少しの度胸と少しの自己資金が必要ですがあると思います!

5 Question for system

マイケル・コベルのトレンドフォローシステム戦略より抜粋


  1. システムはどういう方法で、どの市場で売買するのか?
  2. システムはどういう方法で、ある銘柄をどのくらい売買するのか?
  3. システムはどういう方法で、ある銘柄をいつ売買するのか?
  4. システムはどういう方法で、含み損のあるポジションをいつ手仕舞うと決めるのか?
  5. システムはどういう方法で、含み益のあるポジションをいつ手仕舞うと決めるのか?

どういっった性格でトレーディングに向いてるか
いくら稼ぎたいのか
目標達成のためにどの程度努力できるか
投資経験はあるのか、どの程度か
どの様な強みがあるか、弱点は?

1 システムはどういう方法で、どの市場で売買するのか?
株式
債券・金利
貴金属
エネルギー
穀物・生牛
為替

LLBで口座開設すれば文字通り世界中の先物市場が投資対象となるので、その中から自分である程度絞り込み必要が生じる。そうでないとシステム回し続けて注文をだすこともできないだろうしあまりに非現実的に思える。API等で本当に意味で自動売買にする前にまずは自分で相関関係等を加味した投資対象を上記アセットクラスに分類した中で2、3づつ選択していく事が最適と考える。
じつはこの作業が非常に重要に思う


2 システムはどういう方法で、ある銘柄をどのくらい売買するのか?

リスク管理の肝となる部分の話。
どんなに自信のある投資対象であっても一回の投資に総資産の5%以上を投資する事は得策では無いと様々な文献に記載がある。稀代のCTA成功者の方々も恐らくまずは5%もとっていないだろうおそらく2%前後が一般的だろう。マーケットの魔術師を読めば明らかである。最初のうちはおそらく2%くらいから始めた方がより息の長い投資家となれるだろう。

ここでは1000万保持、一回のリスク許容は2%と仮定。
つまりリスク許容2%ということは一回の取引で許容できるのは20万
この20万が2TR逆に動いた時に損失が20万円になる様に投資枚数を調節する事になる。

トレンドフォローのシステムの多くは勝率は40%台、PF3倍程度、わかりやすく表すと10のうち6回は損をする、4回しか勝てない。

6回のマイナス20万で120万を失うが、4回の勝ちがそれを補って余りある様にピラミッティングを正しく正しく行う必要がある。


3 システムはどういう方法で、ある銘柄をいつ売買するのか?
 システムはどういう方法で、含み損のあるポジションをいつ手仕舞うと決めるのか?
 システムはどういう方法で、含み益のあるポジションをいつ手仕舞うと決めるのか?

自分がいったん作り上げたシステムを疑わないこと。定められたサインに従ってひたっすら指し値注文を出す。新規ポジションのサインであっても、その後の買い増しポジションであっても、LCの注文であっても。一旦走らせたシステムは疑ってはならない。何か改善点が必要だと感じたら一旦システムを止めてシステム全体の見直しを行うこと。ただそれのみによって売買するサインとする。

投資家は2回に1回正しければそれは素晴らしい成績だ。10回の内3、4であっても間違った投資で出した損を素早く損切りできる分別があれば財産を築ける筈だ。